こんにちは、不安定なお天気が続きますね。
また、街のあちらこちらで、紫陽花の花がきれいに咲いていますね。
今日は、受験勉強を始めてもピアノを続けたBちゃんのことを書きます。
Bちゃんがピアノを始めたの、小学1年生でした。
1年生にしては、体が大きくて手もしっかりしていました。
体験レッスンを受けた後に、すぐ入会してきました。
後からお母さまから聞いた話、
このとき他の教室の体験レッスン受けていた中で、
Bちゃんどうしても私の教室が良いと言って入会したとのことでした。
選んでいただけるのは、
とてもうれしい事です。
体の成長はあるBちゃんですが、
音の知識は全くなく一からのお勉強でした。
1年生ですから、ピアノのお勉強もスムーズに進みました。
ただ、お家での練習がトイピアノというのが問題でした。
本人のやる気があっても、
お家と教室の楽器に大きな差があるとやりにくいものです。
でも一年後、
Bちゃんのお家に電子ピアノがきました。
それからのBちゃんのピアノの伸びは、
いうまでもありません。
テキストの曲を
どんどん進めていきました。
そして、
Bちゃんが３年生になるころ、コロナ感染で私の教室対面レッスンを休むことにしました。
その間、お母さまにBちゃんのレッスンを見てもらいました。
また時々、
レパートリーの動画を撮って頂き、LINEで私がアドバイスをしたりで過ごしました。
その中、
Bちゃんとご家族は中学受験すること決め、
ピアノは近いうちにやめたいと連絡がありました。
私の教室は受験される方が多く、
長いお休みに入られる方は少なくありません。
私も受験だと、太刀打ちできません。
お休みに入る前に、
次に再開できるようにレッスンしようと思いました。
その後コロナ感染が少し落ち付いたころ、
教室の対面レッスンを再開しました。
Bちゃんも、通ってきました。
レッスンも問題なく進んで行きました。
そろそろ受験勉強が始まると思っていたころ、
Bちゃんのお母さまから
「本人がまだピアノをやめたくないと言うので続けたいのですが。」
という申し出がありました。
うれしい事です！
お休みするいってたBちゃんが、
ピアノと勉強を両方頑張るという気持ちが、
うれしかったです。
Bちゃんは、
ピアノの練習時間は少なくなりましたが、
頑張りました。
まずはお勉強優先、
ピアノは練習できるときに割り切って、
レッスンを続けました。
半年後、
Bちゃんは長いお休み入ることになり。
最後のレッスンは、Bちゃんの為にファミリーコンサートを開くことにしました。
ご両親に来ていただき、
Bちゃんのレパートリー・ご両親に内緒で練習した曲を連弾したのを聞いていただきました。
とても緊張していたBちゃんですが、
練習不足の中頑張って弾きました。
この時の緊張感と達成感が、
きっと受験にもいい影響をもたらしてくれると思います。
頑張れBちゃん、
先生はまた会える日をまっています!!
